(以下、Floraプレスリリースより抜粋)フェムテック事業を展開するベンチャー企業、Flora株式会社(本社:京都市左京区、以下「Flora」)は、今後の事業拡大のため、豊田通商株式会社(本社:愛知県名古屋市、以下「豊田通商」)、株式会社フェニクシー(本社:京都市左京区、以下「フェニクシー」)の運営する「toberuファンド1号投資事業有限責任組合」等からの第三者割当増資、並びに株式会社みずほ銀行からの融資を受け入れ、シリーズAラウンドにて計約1.5億円の資金調達を達成致しました。
併せて、日本を代表するトヨタグループの豊田通商と資本業務提携を行い、現場作業に従事する女性の健康と働きやすさを推進するサービス開発・展開の開始を発表します。Floraはこれまで、金融機関や保険会社などのデスクワーカーを中心にサービスを展開してきましたが、この度の資本業務提携を契機に、フェムテック業界で世界に先駆けて現場作業に特化したサポートまでサービスを拡張し、日本や東南アジアでのジェンダード・イノベーションを推進します。
◇資金調達概要
- 調達方法:第三者割当増資、融資
- 株主:<既存>toberuファンド1号 <新規>豊田通商、篠原秀典氏、長島章氏
- 融資:みずほ銀行など
- 資金用途:サービス拡張、製造業への進出、海外展開の準備
◇投資家からのコメント:株式会社フェニクシー 代表取締役 橋寺由紀子氏
「Flora社のサービスを当社のインキュベーション施設「toberu」で磨き上げ、ローンチして4年が過ぎようとしていますね。その間、アンナさんたちが多くの壁にぶつかりそれを乗り越え、高度なAI解析機能を備えた貴社プロダクトとチーム力が認められて豊田通商株式会社様との連携に至った経緯を、親のような気持ちで見守り励ましてきました。今後、海外展開を視野にさらなる飛躍を遂げられるのを楽しみにしています。弊社はこれからもFlora社に寄り添い全力でサポートして参ります」(以上抜粋:全文を読む)
アンナ・クレシェンコ代表は、フェニクシーインキュベーションプログラムの第2期(2019年11月~2020年3月)に参加して事業アイデアを磨き、2020年12月に Flora を創業しました。Flora は、toberuファンド1号等を引受先とする資金調達を2022年11月に実施しました。
発信元・関連リンク
- 2023/12/13 Floraプレスリリース「フェムテック事業でシリーズA約1.5億円の資金調達!Flora株式会社が豊田通商と資本業務提携を発表」
- 2023/12/5 日本経済新聞「スタートアップ、女性の健康守る アジアにサービス展開」
- 2023/3/8 日本経済新聞「ジェンダー格差、ITで変える「女性もテックリーダーに」国際女性デー特集/ビッグデータ使い、健康アドバイス Flora CEO アンナ・クレシェンコさん」
- 2022/11/14 Floraプレスリリース「月経・妊活アプリの「flora」、サービス拡大を見据えブリッジファイナンスをクローズ、~累計資金調達額7,500万円に~」