時間と空間の共有から生まれるソーシャルイノベーションと「大企業発ベンチャー」

株式会社フェニクシーのミッションは、社会課題を解決する事業アイデアと、それに取り組む起業人材を育てることです。フェニクシーインキュベーションプログラムは、新規事業と人材の開発に向けた、住み込み型の起業支援プログラムです。プログラム参加者(フェロー)は、フェニクシー専用施設「toberu」に4ヶ月居住し、日常的な異業種交流や各種スキル研修、各フェローのニーズに応じたメンタリング等をとおして事業アイデアを磨き、利益と社会的インパクトを生む事業の創出を目指します。プログラム対象者は、スポンサー枠で受け入れる大企業社員と、一般公募枠の研究者、学生、起業家等です。どちらの枠も、プログラム選考委員会による審査を経て参加が決定されます。

フェニクシー設立経緯

株式会社フェニクシーは、現代社会が直面する様々な課題を解決するために、経済、社会、環境をつなげてとらえ、ビジネスとして成立させる取組みを支援する21世紀型ビジネスモデルの実現を目指して2018年3月に設立され、2019年6月に始動しました。利益と社会的インパクトを同時に追求する私たちの挑戦は、国連が定める持続可能な開発目標(SDGs)の達成に直接的に貢献し、また事業に社会的貢献を求める世界のESG投資の対象として適うものです。

居住スペースおよびオフィスの提供

1. レジデンス期間
プログラムの参加者にはレジデンス(家具付き住居)が4ヶ月間提供されます。平日は、朝食と夕食がフェニクシー・フードインキュベータの調理スタッフにより提供されます。

2. オフィス提供
4ヶ月のレジデンス期間終了後、希望者には12ヶ月間シェアオフィスが紹介されます。

ファンドによる資金調達の機会

プログラムの参加者には、レジデンス期間の最後に開催されるショーケースで事業計画の発表の機会が与えられます。ショーケースには国内外の投資家や企業の事業開発担当者が多数参加し、成長が見込まれる事業に対しては資金調達や共同開発の提案が行われます。

プログラムはスタートアップを支援する toberu ファンド と連携しており、スタートアップの成長に不可欠な資金提供を受けるチャンスもあります。

ハルシオンインキュベーターとの連携

フェニクシーインキュベーションプログラムは先進的な取組みで知られる米国のハルシオン インキュベーターと連携しています。プログラム参加者はハルシオンインキュベーターを通じてミッションの拡大を図ることができます。

halcyonhouse.org