株式会社フェニクシーのインキュベーション施設「toberu」では、アート作品を館内に展示しています。居住者※が日常的にアートにふれることで、事業開発の着想が少しでも豊かになれば、という願いを込めています。本動画は、toberu 非居住者も作品を鑑賞できるよう、オンラインで公開するものです。今期(第7期:2022年11月~2023年3月)は 斉|Sai さんのアート作品を展示しています。
※居住者:4か月間 toberu に住み込み、社会課題を解決する事業アイデアを磨く、フェニクシーインキュベーションプログラムの参加者(大企業の社員、大学生、研究者、経営者、起業家等)
◆ 展示作家
斉|Sai|美術家|artist:大阪に生まれ、京都精華大学にて 版画を学ぶ。現在は京都を中心に活動を行い、国内外で展覧会、プロジェクトにも多数参加。谷崎潤一郎の陰翳礼讃で示された日本人独特の美意識からインスピレーションを受けて以来、建築と五感の関係性に深く興味を持ち、感情をモチーフにした凹凸に実際に触れるインスタレーションを制作発表している。これらの空間作品は、心の深淵に留まる感情を、実際に触れる質、翳、光、により想起させる装置でもあり、つまりは、現象により「琴線にふれる」空間を目指している。