株式会社フェニクシー(本社:京都市、代表取締役:橋寺由紀子)は10月5日、経済産業省の出向起業等創出支援事業において公募された、起業準備プログラム提供事業*に採択されました。同事業は、大企業等の経営資源の開放に資するエコシステムの構築を促し、 新規事業に係る多様な経営人材の育成や新規事業創造を促進することを目的としています。同公募ではフェニクシーを含むインキュベータ等6社が採択されました。
同事業でいう出向起業は、大企業等に所属する人材が、自社の通常業務から切り離して新規事業創造に挑戦する取り組みのなかで、定められた資本比率や新規事業へのフルタイム従事、出向後そのまま起業または所属企業に復帰するオプションの担保といった条件を満たすものとして定義されています。並行して実施されている出向起業向けの補助事業では、富士ゼロックスやNEC等の企業発スタートアップ5社が採択されおり、同プログラムはその準備段階にあたるフェーズを支援するものとして位置づけられています。
同事業は、「辞めて起業」より創業者個人のリスクを抑え、「100%子会社」より自由度高く事業開発が行える環境の実現を目指すもので、フェニクシーのソーシャル・インキュべーション・プログラムの主旨と親和性が高いことから応募し、採択に至りました。補助事業期間は、2021年2月1日までです。
*正式名称:令和元年度「大企業人材等新規事業創造支援事業費補助金:フルタイム社外出向を活用した起業準備プログラム提供事業」
関連リンク
- 一般社団法人環境共創イニシアチブ(SII)ウェブサイト「令和元年度 大企業人材等新規事業創造支援事業費補助金(出向起業等創出⽀援事業)」
- 特設サイト「出向起業等創出⽀援事業:メディア掲載」