フェニクシー株式会社は2023年12月17日、同社インキュベーションプログラムおよびtoberuファンド(シード~アーリー期の修了生を対象)の投資方針について有識者から意見や助言を得るため、第4回アドバイザリーボード(有識者委員会)会議を開催しました。同社施設「toberu 2号館」で行われた会議には、委員、toberuファンドの投資委員、創業メンバーとスタッフ総勢10名が参加しました。
まずフェニクシー代表取締役の橋寺由紀子が、プログラム開始後コロナ禍を経て今日に至るまでの取組みを説明。続いて同toberuファンド投資委員会事務局の中嶋浩子が、ファンドの状況や課題などについて報告しました。これらの状況を踏まえ、「社会起業家のインパクト評価」「投資実行後のサポート」という2つの切り口でディスカッションを行い、総論として、「データを活用して事業が拡がる未来が見えるか」「起業家に覚悟とGrit & Graceがあるか」「スキルシェアに偏らず気軽に意見交換できる“場”の提供が重要」といった委員見解を得ました。
アドバイザリーボード会議出席者
- 国谷史朗 大江橋法律事務所 パートナー(フェニクシー有識者委員)
- 松本大 マネックスグループ株式会社 代表執行役会長(フェニクシー創業メンバー)
- 黒田由貴子 株式会社ピープルフォーカス・コンサルティング 顧問・ファウンダー(toberuファンド投資委員)
- 井上智子 オムロンベンチャーズ株式会社 代表取締役社長(toberuファンドLP)
(以下フェニクシー)
- 橋寺由紀子 代表取締役・共同創業者
- 久能祐子 取締役・共同創業者(Founder, Chairman and CEO, S&R Evermay)
- 小林いずみ 前取締役・共同創業者
- 飯島由多加 取締役・最高広報国際責任者
- 村井曉子 社外取締役・リーダーシップコーチ
- 中嶋浩子 アドバイザー・toberuファンド投資委員会事務局
スポンサー企業交流会
続いて、プログラムのスポンサー企業8社の役員やフェロー(プログラムの修了生)も合流し、異業種ワークショップおよび交流会を開催しました。これは、企業の業種や職責、立場や年齢も越え、好事例や悩みを共有する「場」を提供するものです。4つのグループに分かれ、アドバイザリーボード会議参加者とスポンサー企業の役員層、修了生がそれぞれ持ち寄った事例や悩みを話し合いました。参加者からは「普段交わらないメンバー間の意見交換に、新たな気づきが多かった」「時間が足りなかった」「早く次を企画してほしい」といった声が上がりました。(以上、開催報告)
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