(エニシアプレスリリースより転載)医療向けAIソフトウェアの開発、販売を行うエニシア株式会社(本社:京都府京都市左京区、代表取締役:小東茂夫、以下「エニシア」)は、6月8日に経済産業省が推進する「令和3年度 地域・企業共生型ビジネス導入・創業促進事業補助金」において補助事業者として採択されました。
エニシア株式会社 代表取締役 小東茂夫
「数ある企業様の中から令和3年度「地域・企業共生型ビジネス導入・創業促進事業補助金」の補助事業者として採択して頂き、大変嬉しく思っています。今回、エニシアが開発する言語処理技術を用いた電子カルテ要約ソフトフェア『SATOMI®』が、病院勤務医の長時間労働解消および効率的な医療体制の整備に貢献し、ひいては地域医療の維持につながることを期待頂いて、採択につながりました。本採択により、SATOMI®の展開および用途開発を加速させていきたいと考えています。」
<採択結果の概要>
- 補助金名:令和3年度「地域・企業共生型ビジネス導入・創業促進事業補助金」(http://www.chiki-lb.jp/)
- 実施期間:補助金交付決定日から令和4年2月28日(月)まで
- 補助率:補助対象経費の2/3 以内(上限額:3,500万円、下限額:100万円)
- 申請数:96社
- 採択数:21社
エニシア株式会社について
京都に拠点を置くエニシア株式会社は、2017年に医療向けAIソフトウェアの開発を軸に事業をスタートしました。医師業務全体の3割を占めるといわれる電子カルテ関連業務に注目し、言語処理技術でカルテの内容を要約するソフトウェア『SATOMI®』を開発。「情報技術で医療を支える」をミッションに掲げ、言語処理技術を用いて医師の働き方改革や日本医療の発展に貢献していきます。詳しくは、公式WEBサイト(https://enishia-inc.co.jp/)をご覧ください。
- 会社名:エニシア株式会社
- 設立:2017年7月
- 所在地:京都市左京区吉田下阿達町46−29 京都大学 医薬系総合研究棟
- 代表者:代表取締役 小東茂夫
小東は、株式会社フェニクシーのインキュベーションプログラム第2期(2019年11月〜2020年3月)に参加し、ビジネスプランを磨きました。
SATOMI®について
SATOMI®は、言語処理技術を用いた電子カルテ要約支援ソフトウェアです。電子カルテに入力されたデータから重要な情報を取り出し、自動で要約の案を提案します。医師はそれを確認し、必要であれば修正を加えるだけで、簡単に信頼度の高い「カルテの要約」を完成させることができます。医師の文書作成業務の負担軽減に寄与することができ、本来の医療業務に専念できるようになります。また、内容を要約する過程で作り出される整理された解析データは、医療研究など幅広い分野で容易に利活用することが可能です。