オムロン ソーシアルソリューションズ株式会社(オムロンSS)事業開発統括本部の宮田俊太朗さんは1月14日、滋賀県大津市で開催された「比叡山未来会議 2025」のパネル討論「自律社会の近未来デザイン」に登壇しました。宮田さんは150名ほどの参加者に囲まれる形で、林業の活性化に向けて自身がオムロンSSで進めている新規事業の開発経験と考えを交えつつ、カリモク家具株式会社の加藤洋副社長(上写真、手前右)らパネリストと意見を交換しました。
同会議は、オムロン株式会社創業者の立石一真さんが提唱した「SINIC(サイニック)理論」をもとに、よりよい未来づくりに向けて長期・非線形思考で議論するため、オムロン子会社ヒューマンルネッサンス研究所が主催するものです。2023年に開始し、今年で2回目の開催となりました。
初回の基調講演は山極壽一さん(前京都大学総長)が務め、両回とも開会挨拶はオムロン代表取締役・執行役員副社長の宮田喜一郎さんが、閉会挨拶は同研究所社長の立石郁雄さんが行いました。今回もう一つのパネル討論「自律社会から自然社会へのBridgingと生環境の構築」では、宇沢国際学館取締役の占部まりさんや建築家の土谷貞雄さんらが意見を交わしました。
オムロンSS社員の宮田俊太朗さんは2022年、株式会社フェニクシーのインキュベーションプログラム第6期に参加し、「オムロンフォレストSCM(サプライチェーンマネジメント)による国内林業の活性化」をテーマとして新規事業開発に取り組みました。プログラム後、宮田さんは継続して事業開発を進め、林業の活性化に向けたオムロンと4自治体(岡山県真庭市、京都府南丹市、京都府京丹波町、島根県雲南市)の連携協定の締結に寄与しました。
写真撮影
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